G検定に初めて挑戦する人
↓
短時間で合格できる勉強法は?
記事の内容
- おすすめの勉強法【全て伝えます】
- G検定前3週間の過ごし方【具体的に説明します】
- 勉強法に足りなかった所と対策【これで完璧です】
私は合格率が非常に低い”QC検定1級”の講師。
2020年7月、その勉強ノウハウを活かし、3週間でG検定に合格しました。
※☞プロフィール詳細はこちら
✅G検定 結果
合格☺️
3週間ちょっとで、詰め込みましたが、なんとかなりました📚
ディープラーニングに関する知識が一通り学べるのでオススメです😁#G検定 #受験結果 #ディープラーニング pic.twitter.com/AkV0D54OrF— のーさん@エンジニア・ブロガー (@no3good) July 16, 2020
G検定は出題範囲が広く、専門用語もたくさん出てくるので闇雲に知識を詰め込もうとしても時間の無駄です。
ではどうするか?
念のため説明するとカンペとは”カンニングペーパー”の事です。
「いや、カンニングするのかよ!」ってツッコまれそうですが
短時間合格のため綺麗事は言ってられません。
G検定は遠隔受験なのでカンニングできます。
全ての知識を頭に詰め込む必要なし。
むしろ”カンペの作り方”が非常に重要です。
今回は”3週間で合格するために準備した手順”を具体的に紹介します。
本記事を読む事で”短時間合格”に近づきますよ。
おすすめの勉強法【全て伝えます】
短時間で合格するには、効率の良い勉強(カンペ作り)が求められます。
ではどうするか?
受講生に”勉強のやり方”を聞くと、「模擬問題をフルセットで何回も解く」と言う人がいます。
確かにやる度に正解数が増えていくので、安心感はUPします。
でもはっきり言って解ける問題を何回も解いて時間をムダにしているだけ。
確かに人間の記憶は薄れるものです。
でも”短期勝負”の場合は足りない部分を補うのが最優先。
とにかく沢山の問題に取り組んで、間違えた箇所をカンペにまとめればOKです。
まとめるとポイントは以下の3つ
- 正解できた問題は2度と解かない
- たくさんの種類の問題を解く
- 間違えた所はカンペにする
これらの実践で格段に勉強効率が上がります。
G検定前3週間の過ごし方【具体的に説明します】
次は勉強法を踏まえて、G検定前3週間の過ごし方を具体的にお伝えします。
週ごとの過ごし方はこちら
- 3週間前→テキストを一通り読む
- 2週間前→問題集・模擬試験を解く
- 1週間前→間違えた問題を復習しながらカンペ作成
それぞれ簡単に説明します。
3週間前→テキストを一通り読む
まずは基礎知識を入れる事からスタート。
テキストをひたすら読んで知識を詰め込みます。
全員MASTはこちらの”公式テキスト”。
出題者が”ここから出す”と言っているのでこれは必須です。
とにかく1通り読むことが目標。
全てを覚える必要は無いので安心してください。
2週間目で足りない所を補っていきます。
2週間前→問題集・模擬試験をひたすら解く
2週間目に入ったら問題に取り組みます。
おすすめの問題集はこちら。
俗に”黒本”と呼ばれてるものです。
(公式テキストが”白本”)
“黒本”は基礎問題が多いので、1冊ではちょっと物足りません。
もう1冊こちらの問題集がおすすめです。
Amazonレビューも☆4.5と非常に高評価。
(2021年4月時点)
最近、出題され始めた深層強化学習などの”新しい分野”までカバーしているので、安心です。
”1週間で合格”と宣伝する問題集もあります。
しかし正直、厳しいと思うので、まだ時間のあるあなたは”確実な選択”をおすすめします。
(※執筆時点ではkindle Unlimited 会員なら無料なので時間があればやるのはアリ)
これらの問題集をひたすら解いて、間違えた問題をチェックします。
全部解けないのは当たり前なのでご安心を。
頭に入った知識と無い知識を”棚卸し”するイメージですね。
1週間前→間違えた問題を復習しながらカンペ作成
試験の1周間前は間違えた問題の復習をします。
重要ポイント
これは他試験でも有効で、私はこの勉強法で合格率5%のQC検定1級に合格しています。
詳しくはこちらを御覧ください。
QC検定ってどうやって勉強したらいいの?合格できる勉強法は? 1級合格者で、本業はQC検定講師をしている私が実践していた学習方法をご紹介します。※プロフィール[…]
自分で調べる事で知識を吸収。
そこで理解した”要点”だけをカンペにします。
解説丸写しのカンペは、正直、無意味。
知識と紐付いているから本番で答えの箇所が瞬時に分かるんです。
’要点’だけを見やすく纏めましょう。
勉強法に足りなかった所と対策【これで完璧です】
私の勉強法ですが、試験を受けた際に”足りない”と感じた箇所がありました。
それはどこか?
簡単に解説します。
G検定シラバスの試験範囲は以下7つです。
- 人工知能(AI)とは(人工知能の定義)
- 人工知能をめぐる動向
- 人工知能分野の問題
- 機械学習の具体的手法
- ディープラーニングの概要
- ディープラーニングの手法
- ディープラーニングの社会実装に向けて
上の①〜⑥は特に大きく変わりません。
が⑦だけは毎年変化していく内容です。
理由は社会動向や技術開発状況、それに法改正などの影響を受けるから。
ディープラーニングは急速に発達しており、社会もそれに対応するため変化しています。
出題者としてもジェネラリストには最新動向を知ってほしいはず。
なので割と出題される所です。
足りなかったところの対策案
具体的な対策は”AI白書を読む”のがおすすめ。
AI白書とはIPA(情報処理推進機構)が発行している書籍のこと。
マニアックそうですがAmazonでも取り扱いアリ。
確かにG検定合格だけを考えればテキスト&問題集でも足りました。
しかし実務でAIを活用する時のために、最新動向を知っておいて損はありませんよ。
自分は「勉強のため」と言って会社経費で購入。
同じように買える人は買っちゃいましょう(笑)
G検定に3週間で合格するための勉強法 まとめ
今回は自分の経験から”G検定に3週間で合格するための勉強法”を紹介しました。
おさらいすると
効率の良い勉強法のポイントは以下の3つ
- 正解できた問題は2度と解かない
- たくさんの種類の問題を解く
- 間違えた所はカンペにする
そして週ごとの過ごし方は
- 3週間前→テキストを一通り読み込む
- 2週間前→問題集・模擬試験を解く
- 1週間前→間違えた問題を復習しながらカンペ作成
おすすめのテキスト&問題集は
- 深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第2版
- 徹底攻略 ディープラーニングG検定 ジェネラリスト 問題集 徹底攻略シリーズ
- 最短突破 ディープラーニングG検定(ジェネラリスト) 問題集
- AI白書 2020 (単行本)
です。
動いた人だけが現状を変えられます。
効率よく勉強して”1発合格”を目指しましょう!