プログラミング勉強の始め方が分からない。
入門書が多すぎて選べない。
データ分析にて広く使われているプログラミング言語「Python(パイソン)」ですが、書店には数多くの入門書が販売されています。
入門書の選択を間違えると「難しすぎてついていけない」「実務で使えるようにならない」という問題が発生します。
実際に私もプログラミング経験者に紹介されたオライリー社のテキストを最初に購入しましたが、内容が難しすぎて挫折。テキストを買いなおしました。
今回はプログラミング完全初心者だった私が2か月でPythonでデータ分析ができるまでの経験をふまえて、入門書をランキング形式でご紹介します。
本記事を参考にすることで「Pythonの勉強を始めるうえで最初に買うべき1冊」が分かり、スムーズにプログラミングの勉強を始める事が出来ます。
・ランキングの基準は?
・Python入門書ランキング
他サイトで紹介されているこれらの本は「分かりにくい or 易しすぎる」のでランキング圏外です。
入門 Python 3 | オライリージャパン | |
みんなのPython 第4版 | SBクリエイティブ | |
いろいろ作りながら学ぶ!Python入門 | 日経BP | |
Python 1年生 | 翔泳社 |
なぜpython(パイソン)なの?
そもそも「数あるプログラミング言語から、なぜPython(パイソン)なのか?」を説明します。
答えは2つあります。
・みんなが使っているので勉強しやすい。
簡単に説明します。
データを扱う機能が充実している
第一人者であるJake Vander Plasさんの「Pythonデータサイエンスハンドブック」にこう書かれています。
配列ベースの均質なデータを扱うためのNumpy、ラベル付けされた不均質なデータを操作するpandas、多くの科学計算をするScipy、出版レベルの可視化を行うMatplotlib、対話的な実行とコードの共有に役立つIPython、機械学習を行うscikit-learn
(中略)
こうした巨大で活発なサードパーティパッケージのエコシステムにより、データサイエンスに対するPythonの優位性が確立されています。
つまり
・データの可視化
・科学計算
・コード(プログラム)の共有
・プログラムの対話的な実行
・機械学習
Pythonはデータ分析を行う上で必要な機能が充実しており、それぞれが専門の開発団体(サードパーティ)によって日々開発され進化している。
だからPythonはデータサイエンス(データ分析)において優位だと言っています。
実際に私がデータ分析を行っていても「必要な機能が無くて困る」という事は一度もありません。
Pythonはみんなが使っているので勉強しやすい
みんなが使っている、つまり主流であるという事はそれだけネットの情報が充実しているという事です。
プログラミングを学習する上でとても重要なのが「Google検索で欲しい情報を集める事」。
テキストでも基本的な事は学べますが、本格的にデータ分析を始めると実践のための知識が必要になります。
Google上にはPythonを活用した「生きた事例・コード」が溢れています。
もしあなたがマイナーな言語を選ぶと情報を集めるのに苦労をするはず。
とりあえずPythonで間違いありません。
ランキングの基準は?
ランキングの基準は主に
・カラーである
・図表が分かりやすい
・用語解説が充実している
・記事の構成が分かりやすい
・情報が新しい
・易しすぎない
・口コミ・評価が高い
・完全初心者だった筆者の経験
という項目から評価しています。
特に完全初心者だった筆者は、最初にプログラミング経験者に勧められた1冊を買って失敗しました。
その経験から2冊目を買う時には書店で様々な入門書を自分でめくって厳選し評価をしました。
やっぱり図表が多いほど読みやすいし、内容がイメージできるんですよね。
Python入門書ランキング
ではPython入門書のランキングを発表します。
ランキングはこちらです!
- スッキリわかるPython入門 (スッキリシリーズ)5
Amazonでの評価がとても高く、試し読みをしたら確かに分かりやすいと納得した1冊。2019年9月発売なので比較的新しい。自分が勉強した時には発行されていなかったけど、今から勉強するならこの本を選ぶ。カラーで見やすい構成と登場人物の対話形式で解説されているのでわかりやすい。最新の環境(JupyterLab)で演習を行う点もGOOD。
- やさしいPython (「やさしい」シリーズ)4
「やさしいシリーズ」その名前の通り、プログラミング環境の設定から丁寧に解説されている1冊。図や写真が豊富で完全初心者にも分かりやすい。また記事の構成が見やすく、各章ごとに「ポイントのまとめ」があるのもGOOD。データ分析までは出来ないけど、Pythonの基本文法を学ぶには良い1冊。
- いちばんやさしい Python入門教室3
フルカラーでとても読みやすい入門書。簡単なゲームをプログラミングしながら学べるなど工夫が施されている。口コミ評価もとても高い。マイナスの点としては発行が2017年4月と少し古い点と、演習環境をIDLE(アイドル)で構成している点。後々Anaconda(アナコンダ)での環境構築が必要となる。
「スッキリわかるPython入門」の口コミにはこんな記述がありました。
プログラミングの入門書こそ気を付けて欲しいような、一見整合性が取れていないように見えるポイントなどをきちんと細かく説明してくれているので、とても分かり易かったです。
きちんと本質的な所から説明されているので、次のステップに進みやすいと思われます。
引っ掛かったのは一か所だけでした。(捨てられた不変オブジェクトについて、before_nameにそのまま残っている)
私はプログラミング歴が長く色んな入門書に目を通してきましたが、この本ほど分かり易いものは無かったように思います。
普段生徒さんたちから様々な質問をぶつけられている方にしか書けないような内容だと思います。
こういった方が入門書を書いてくださるのはとてもありがたいと感じました。
この通りだと思います。
今から勉強される方はこれほど分かりやすい入門書が発行されていて羨ましいとさえ思いました。
Python入門書のおすすめランキング! まとめ
今回は Python入門書のおすすめランキング をご紹介しました。
冒頭にも言いましたが、入門書の選択を間違えると「難しすぎてついていけない」「実務で使えるようにならない」という問題が発生します。
ぜひ私の失敗経験を活かして、あなたは入門書選びを間違えずにプログラミングの勉強をスタートしていただけたらと思います。
もし勉強するなら今すぐ行動する事をオススメします。結局、行動した人だけが未来を変えられますからね。
pythonのテキストはマイナーなので、書店では売っていない可能性があります。
この機会にアマゾンプライムを無料で試して、翌日配達で確実に入手しちゃいましょう。
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