今回はQC検定1級合格者で、データ解析を本業にしている私が、統計解析ソフト スタットワークスを活用する時に必要なテキストをご紹介します。※プロフィールはこちら
実務で統計的品質管理を実践しようとすると拠り所となるテキストは必ず必要となってきます。
スタットワークスの使い方については私のブログの中でも解説していきますが
「そんなの待ってられないよ!」
というあなたはこれからご紹介するテキストを参考にして下さい
また、スタットワークスには解析できるデータ数に制限はあるものの、無料で実質期限無しで使える無料体験版があるので
ぜひこちらの記事からダウンロードしてみてください
必要となるテキスト
さっそくテキストをご紹介します。
スタットワークスを活用した統計的な品質管理に役立つのは
StatWorksによる新品質管理入門シリーズ [ 棟近雅彦 ]
です
他にも「JUSE‐StatWorksオフィシャルテキスト シリーズ」等ありますがこちらの方が重要です。
新品質管理入門シリーズは全5巻のシリーズになっているので、どの巻を買うかを選ぶ必要があります
順番にご紹介します。
第1巻 QC七つ道具、検定、推定入門
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 品質管理とデータ/第2章 パレート図/第3章 ヒストグラム/第4章 管理図/第5章 特性要因図/第6章 散布図/第7章 グラフ/第8章 工程解析例/第9章 検定と推定
第2巻 新QC七つ道具入門
第3巻 実験計画法入門
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 一元配置法/第2章 二元配置法/第3章 多元配置法/第4章 2水準系の直交配列表/第5章 乱塊法/第6章 分割法/第7章 3水準系の直交配列表/第8章 枝分れ実験/第9章 実験の計画と進め方
第4巻 回帰分析入門
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 単回帰分析(散布図と相関係数/直線のあてはめと回帰分析の目的 ほか)/第2章 重回帰分析(重回帰分析とは/StatWorksによる解析)/第3章 ロジスティック回帰分析(ロジスティック回帰分析とは/最尤法 ほか)/第4章 応答曲面解析(応答曲面解析とは/一元配置法の実験データの解析 ほか)/第5章 工程解析例(工程解析例/データの吟味 ほか)
第5巻 多変量解析入門
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 多変量解析の概要/第2章 重回帰分析・数量化1類/第3章 判別分析・数量化2類/第4章 ロジスティック回帰分析/第5章 AID(多段層別分析)/第6章 主成分分析/第7章 因子分析/第8章 数量化3類/第9章 階層的クラスター分析/今後に利用が期待される手法
以上の5冊です。
必要な理由
StatWorksによる新品質管理入門シリーズ [ 棟近雅彦 ]が必要な理由は
スタットワークスの操作方法だけではなくて
統計的知識の解説が充実しているからです。
スタットワークスには専門用語が出てきますし、解析結果を解釈するには最低限の統計的知識が必要になります。
そこをカバーしてくれるのが先ほどのテキスト達です。
また逆にスタットワークスは便利な故、使うとなんとなくそれらしい解析結果が出てきてしまいます。
なのであなたには
解析結果を鵜呑みにするのではなく正しい知識で結果を読み解く力
が要求されます。
このシリーズはスタットワークスで解析を実践しながら、統計の知識を学べる
まさに一石二鳥なテキストなんです。
私もわからないことがあると、難しい統計の教科書よりも、まずこのテキストを開いて答えが無いか探します。
すると大抵の事はスタットワークスの解析イラスト付きで書かれているのでとても重宝しています。
統計の知識と解析の実例が掲載されているので
QC検定を勉強されている方が「QC検定の知識をどのように実務に活かすのか」を勉強するのにも使えます。
スタットワークスを活用する時に必要なテキスト まとめ
今回は統計解析ソフト スタットワークス(JUSE-StatWorksV5/総合編)を活用する時に必要なテキストをご紹介しました。
あなたには解析結果を鵜呑みにするのではなく正しい知識で結果を読み解く力が要求されます。
実務で統計的品質管理を実践する時の拠り所として「StatWorksによる新品質管理入門シリーズ」を活用してください。
スタットワークスのテキストはマイナーなので、書店では売っていない可能性があります。
この機会にアマゾンプライムを無料で試して、翌日配達で確実に入手しちゃいましょう。
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