Statworks(スタットワークス)の使い方をまとめてみた【簡単】

データ転送中のパソコン

スタットワークスの使い方が分からない。

使い方がまとまっている記事って無いの?

こんな悩みを解消します。

 

スタットワークス(StatWorks)はQC検定1級の筆者も、業務のデータ解析に活用中。
社内の試作回数低減や品質問題解決に活用し、年間3,000万円以上の利益貢献をしています。
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スタットワークスを使うと統計解析が誰でも手軽に実践可能。
本記事は初心者向けにスタットワークスの使い方をたくさんの画像を使って、分かりやすく解説した記事の総集編です。

 

本記事を読めば会社の試作回数低減や、品質問題解決に役立つスキルを身に着ける事ができます

 

記事の内容

  • STEP1 解析前の準備【全て無料です】
  • STEP2 基本手法【品質管理に役立つ】
  • STEP3 応用手法【コスト低減に役立つ】
  • STEP4 さらに活用する方法【スキルアップ】

 

 

STEP1 解析前の準備【全て無料です】

チェックする3人

 

まずは解析前にソフトとデータを準備します。

 

スタットワークス体験版の導入方法

こちらの記事「統計解析ソフト スタットワークス無料体験版のインストール方法」ではスタットワークス体験版の導入方法を解説しています。

 

体験版は無料で繰り返し何回も使える、とても良心的なソフト。
そのやり方もこちらの記事で解説しています。
デメリットはデータ数が50サンプルまでしか読み込めない事。でもちょっとしたデータならこれで十分使えます。

 

解析データの準備

次は解析データを準備する方法を2つご紹介。

 

まずあなたが準備したデータを読み込む場合は「スタットワークス実践講座①エクセルからデータを読み込む方法」から。

 

”まだデータは無いけど試したい”ってあなたはこちら「スタットワークス実践講座②サンプルデータ活用方法」。
スタットワークス体験版には50種類以上のサンプルデータが搭載されています。

 

STEP2 基本手法【品質管理に役立つ】

データを眺める人たち

 

では本格的に解析の手法を紹介します。

ヒストグラムでデータの分布をチェック

まずはデータの分布形状を調べる事が解析の第一歩。

”ヒストグラム”を作成してデータの特徴をつかみましょう。
エクセルよりも簡単に作れて便利ですよ。
スタットワークス実践講座③エクセルより簡単なヒストグラムの作り方

 

工程能力指数を簡単に計算

次は先ほどの”ヒストグラム””に品質を管理する「規格値」を追加して”工程能力指数Cp、Cpk”を算出しましょう。

 

これで”工程に品質を確保する能力があるか”が一目瞭然。
”Cp、Cpkが1.0未満”の場合、早急に対策しなければ不良品が流出します。
スタットワークス実践講座④工程能力cp・cpkの簡単な計算方法

 

パレート図の作り方

生産ラインの不具合対策をする場合、改善効果が大きい不具合から対策をすることがとても重要。
QC的な考え方で、これを”重点指向”と言います。

 

”重点指向”を実践する時に役立つツールが「パレート図」。
スタットワークスならエクセルでは作るのが手間なパレート図も簡単に作れちゃいます。
☞スタットワークス実践講座⑤エクセルより簡単なパレート図の作り方

 

多変量連関図でデータを視える化

多種類のデータが取得できた時に、それをまとめて”可視化”するのが「多変量連関図」です。

 

散布図とヒストグラムをまとめて作れるので、めちゃくちゃ便利。
エクセルでこれだけのグラフを作るのははっきり言って無駄な時間です。

データが取れたら、まずは多変量連関図で全体を眺めてみるのが鉄則。
☞データを簡単に可視化!多変量連関図の作成方法【スタットワークス実践講座】

 

STEP3 応用手法【コスト低減に役立つ】

money-saving

 

最後は少し応用的な手法をご紹介。

中心複合計画で実験回数を削減

スタットワークスの真骨頂は”統計的実験=実験計画法”が簡単に組めること。と言っても過言ではない。
それくらい実務に役立つ知識。

 

その中でも、扱いやすい”中心複合計画”での計画法をご紹介。
これを使えば実験回数が本当に激減します。
※記事内では243回→30回に削減

詳細の手順は「実験計画法のやり方!中心複合計画で実験回数を大幅に削減【簡単】」で解説しています。

 

万能な「D最適計画」で実験回数削減を実践

上の中心複合計画には2つの弱点があります。

それは

  • 質的変数(カテゴリーデータ)は扱えない
  • 調べたい範囲外の水準でも実験が必要

これらは実践する上で大きな枷になります。

 

それらを克服したのが「D最適計画」実務で最も使いやすい実験計画法です。
これを知っておくだけで仕事の負荷が何分の一にもなります。

 

こちら有料ですが、実験回数の削減効果でその費用は確実に回収できます。
まずは実践して効果を実感してみましょう。

こちらの”Kindle”もしくは”note”で、どの専門書にも載っていない具体的な実践方法を解説しています。

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ぜひこの機会にダウンロードし、役立ててくださいね。
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Kindle版とnote版の違いは?
内容・価格は同じです。
Kindle版はAmazonアカウントがあればすぐに購読可能。Kindle Unlimitedに加入されている方はいつでも無料で読み放題。Kindleアプリを使えばどんな端末でも読めて、横スクロールなのが特徴です。
note版は無料で読める範囲が多く(全体の約30%ほど)、縦スクロールなのでPCならブラウザ、スマホならnoteアプリで読みやすいのが特徴です。
まずはnote版の無料部分を読んでから、自分の好きな方を購入するのがオススメ。

 

STEP4 さらに活用する【スキルアップ】

QC検定の勉強法

 

スタットワークスには、便利な機能・手法がまだまだたくさん入っています。
さらに活用するための書籍と正規版ソフトを紹介します。

 

スタットワークス活用に役立つ書籍

活用に役立つ書籍はこちらの記事で紹介しています。

 

スタットワークスを実務で活用する時に必要なテキストをご紹介」で紹介している本は、統計的な知識と活用手順を学べる良書です。

 

スタットワークスを職場に導入するメリット

ご紹介してきた通り、「Statworks(スタットワークス)」を使うと簡単に製品品質向上・実験回数低減が実現できます。

 

スタットワークスは1ライセンスが約18万円します。

ですが

  • 試作品を節約できる費用
  • 品質不良を流出して出る損害

これらを考えれば、正規版を購入しても簡単に元は取れます。

 

品質不良・コスト高に悩んでいるなら、この機会に職場に「Statworks(スタットワークス)」を購入する事がおすすめです。
正直、現状を変えられるのは動いた人だけですからね。

 

Statworks(スタットワークス)の使い方 まとめ

SUMMARY_CONCLUSION

 

今回はスタットワークスの使い方を1つの記事にまとめました。

 

スタットワークスを使うと統計解析が誰でも手軽に実践可能です。

会社の品質問題やコスト高に悩んでいるのなら統計的な品質管理を実践する事が非常に効果的。
スタットワークスを活用しないのは大きな損ですよ。

是非この記事をブックマークして活用してくださいね。

 

また、他の”データ分析に役に立つ記事”は下記にまとめています。
ぜひこちらもご活用ください。
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