QC検定2級の合格率は?第28回「実施報告」をQC検定講師が解説

データを眺める若い男
 
QC検定2級の合格率ってどれくらい?
過去のデータが見つからない。

 

 
のーさん
こんな疑問を解消します。

 

今回は日本規格協会の会員誌「標準化と品質管理12月号」を取り上げます。

その中から’19年9月度QC検定2級の「実施報告」について、その要点を解説したいと思います。

 

「実施報告」の中にはQC検定2級の「合格率」「正答率が低い分野」「出題者側が重要視しているポイント」など、合格に向けて有益な情報が含まれています。

 

しかしその記事だけの為にあなたがマニアックな会員誌を買うのも勿体ないので、私が要点だけご紹介します。

 

QC検定2級の合格率

データを見ながら相談する男女

 

まず’19年9月度QC検定2級の合格率は次のように記載されています。

 

2級の合格率は22.96 %〔26.59% 〕となり,前回を3.63ポイント下回りました。2級は前回と比べて,中込者数が292人,受検者数は17人減少したこともあり,合格者数は2, 883人〔3 343人〕となり,前回より460人減少しました。 ※[]内は前回の数値

日本規格協会 「標準化と品質管理2019年12月号」QC検定実施概要報告より

 

QC検定2級の合格率は22.96%

 

3級が49.71%でしたので、その半分以下の合格率とわかります。

 

ですので

1,2週間勉強したくらいでは合格できないレベル

と言えます。

 

QC検定2級に求められる人材像は「自部門の品質問題解決をリードできるスタッフ」なので当然です。

 

しかし、自分の経験では

要点を押さえて勉強すれば2か月で合格できます。

 

ぜひ下の記事から自分の勉強法を参考にしてください。

 

QC検定1級合格者が実践した、おすすめ勉強法をご紹介【全級向け】

 

また受験者・合格者の年齢構成は以下のグラフのようになっています。

 

 

特に20代後半から30代にかけてが多いです。

転職によるキャリアアップや、企業における人材育成の一環として受験される方が多いのではないでしょうか。

 

QC検定2級 分野別の正答率

大きなモニターと集まる人々

QC検定2級における分野別の正答率については以下のように書かれています。

 

手法分野全体の正答率は53.8 %〔53.6% 〕であり,実践分野全体では66.0% 〔65.6 %〕という結果で,前回と比較して手法実践分野ではほとんど変化はありませんでした。また得点率50 %に満たなかった受検者は,手法分野で43.0 %〔50.0 %〕,実践分野で11.0 %〔11.1% 〕であることからも,先に記したように実践分野で点数を稼ぐ傾向を示しています。※[]内は前回の数値

日本規格協会 「標準化と品質管理2019年12月号」QC検定実施概要報告より

 

これを見ると、手法分野と実践分野で正答率に10%以上の差があります。

さらに合格基準(得点率50%)に満たなかった受験者は手法分野で43%にものぼります。

 

なのでQC検定2級は「手法分野でどれだけ得点するか」が合格へのカギと言えます。

私が受験した時も手法分野(特に検定と実験計画法)で得点することを意識しました。

 

手法分野の正答率

ライトをつける複数の男性

手法分野の正答率の記載はこのように書かれています。

 

分野別に正答率を見ると,手法分野で, 80% を超えた問題は【問1】エ程能力指数, 70% を超えたのは【問7】の新QC七つ道具の問題でした。一方,【間3】統計的方法の基礎が約20 % 【問6】実験計画法が約31 %の正答率でした。

日本規格協会 「標準化と品質管理2019年12月号」QC検定実施概要報告より

 

ということで受験生の正答率が低い分野は「統計的方法の基礎」と「実験計画法」です。

特に今回の問3「統計的方法の基礎」ような応用を効かすことを求められた問題が攻略のポイントとなります。

 

これに対応するためには基本的な問題しか載っていない「問題集」で表面的な学習をしてはいけません。

「過去問」で応用を効かすことを求められる問題に慣れておく事が重要となります。

なので、私がおすすめする「過去問を使った勉強法」は有効です。

 

QC検定1級合格者が実践した、おすすめ勉強法をご紹介【全級向け】

 

ぜひ、読むだけではなく実践してみてくださいね。

 

実践分野での正解率

製品品質の向上

実践分野での正解率については以下のように書かれています。

 

実践分野で,正答率が80 %を超えた問題は【間14】品質経営の要素:標準化で, 70% を超えた間題は【問11】品質保証:プロセス保証と【問15】品質経営の要素:人材育成でした。また正答率が50% に届かない問題は【問12】品質の概念で約48 %の正答率でした。

日本規格協会 「標準化と品質管理2019年12月号」QC検定実施概要報告より

 

実践分野は概ね受験生の得点源となっているようです。

 

逆に言うとここは確実に得点しておかないと苦しいよと言えます。

油断せず品質管理の基本となる考え方を学習しておいてください。

 

QC検定2級の合格率 まとめ

SUMMARY_CONCLUSION

 

今回は’19年9月度QC検定2級の「実施報告」について、その要点を解説しました。

 

QC検定2級攻略に重要なポイントは「手法分野で得点すること」
さらには応用を効かせれれるようになるため「過去問で練習しておくこと」です。

 

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